義肢、装具の製作を行なっています。東京東久留米市にあるアクロは義肢装具の専門店です。

その他(制作実績)

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その他(新しく作ったものなど)

カラフル装具を作りました(H20.3)

カラフル装具

まず、義肢や装具を作るにあたり、体の型を採ったり(採型)体の寸法を測ったり(採寸)します。
採型するのか採寸するのかは作る義肢や装具の種類にもよります。
採型するときはギプスとよばれる石膏をまぶした包帯をよく使います。包帯は巻いてから5~6分で固まります。

回内防止装具(手の装具)を作りました(H19.11)

回内防止装具 右回内防止装具 左

我が社では珍しい装具を作ったのでUPしました。
手のひらを下に向けた状態から上に向けよう(このことを回外する、この逆を回内するといいます)と、手首をまわすことができづらい症状の方に作りました。
回内防止装具というのはなかなかうまくいきづらいといわれているのですが、今回はなんとか回内がとまってくれたようで、わたしもうれしいです。
特徴は手のひらの親指側半分を柔らかい素材で引っ張ることができることです。

最近よく製作する装具のご紹介 足底板 (H19.11)

足底板

このごろ、頻繁に問い合わせがくることも多い足底板。これは、いわゆるインソール(靴の中敷き)です。といっても、市販のものとはちがって足の型を採って作製するので、もちろんオーダーメイドです。外反母趾・足裏のタコ・踵の痛み・扁平足など足の痛みで悩んでいるけど、病院にかかるほどではないとあきらめている方は結構いらっしゃるようですね。医師の処方の元に足底板を作ることができるということを雑誌やテレビで見て問い合わせをしたというかたが多いです。

頚椎カラー(リュウマチ)を作りました(H.19.2)

頚椎カラー

頸につけるカラーを作りました。といっても、珍しいものでもないのですが、今回はリュウマチの方の装具ということで少し形が変わっています。この患者さまは頸の形が変形してしまって、普通の頚椎カラーと呼ばれるものの形ではどうしても合わず、ご希望にそえるよう何度か仮合わせをして出来上がりとなりました。リュウマチの方の場合、このような頚椎カラーだけでなく、装具を作る場合には何度か仮合わせをして製作することが多くなります。補装具にも一般的な形やきまりのようなものがあるのですが(そうでないものもたくさんありますが)リュウマチの患者さまの場合、そういうものがあてはまらないことが多いのです。今回も数度の仮合わせで、病院に足を運んでもらうことになってしまったのですが、出来上がりは気に入ってもらえたようでよかったです。

シリコン足底板

足底板という装具があります。外反母趾や扁平足などの患者さまに処方されるものです。弊社では、普段皮革を使って作るのですが、それだと洗うことができません。スポーツを日常的にしているなど汗を多くかく方の場合、「洗える」ということも衛生面でも重要になり、この足底板を製作することがあります。ただし、装具自体にシリコンを流して製作するため、納品後に装具の調整(装具の高さを変えるなど)ができなくなってしまいます。そのため、こちらをつくる場合は装具を作る前にドクターと患者さまと相談の上で決めさせていただいています。

子供のサポーターを作ってみました。

子供のサポーター 子供のサポーター

当社ではあまりサポーターを作らないのですが、この患者さんは膝上10cmの周径が30cmととても足が細くて、作ってみました。当初は大人用のサポーターを改良してみたのですが、いろいろ問題がでてしまいました。
このごろは市販でも見た目が結構よいのがでているので、それに負けないようにがんばってみたつもりなのですが…どうでしょう?

不思議な長下肢装具。

子供のサポーター 子供のサポーター

股関節屈曲(曲がった状態)・膝関節屈曲・足関節尖足(つま先立ち)の状態で固定されている患者さんの脚長差(脚の長さが右と左で違う)を補うための装具です。写真左は正面、右は横からみた図。
座位(座った状態)でははけないので装着するのが大変なのですが、患者さん曰く、立位(立っているとき)時に装具側に体重をのせて休憩をすることができるのですごく楽なのだそうです。できあがるのをすごく楽しみにしてくれていました。しかし、こういう長下肢装具、学校で勉強していたときには思いもつかなかったなぁ…

装飾用大腿義足を作りました。

子供のサポーター

装飾用の義手というのは需要も多く頻繁に製作しているのですが、久しぶりに装飾用義足を製作する機会がありました。手と違って足はズボンやスカートに隠れるのであまりリアルにするメリットというものはないように思います。以前はなるべく軽く作ることに努めていたのですが、実はある程度の重量があったほうが車椅子のフットレストなどに足を置いたときに安定するという事が分かりました。それで今回はユーザーさんに事前にご説明してあまり軽すぎない装飾用義足を製作しました。

義肢・装具ってどんなもの?
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